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関西インディミュージック研究会

関西でインディミュージックについての理解を深めることを目的としたリスナー中心の集まりです https://twitter.com/INDIE_BE

音楽好きへの質問16 回答者【No.10】LXV さん

1. どんなきっかけで音楽を聴き始め、そして音楽を作るようになりましたか?

 

音楽、そしてアートをを生み出す方法について学ぶこと、そして人の知覚を音によって広げることの楽しさ。音楽という媒体に即時性があるということ、流動的にアイデアをまとめることができること。そして音を使って感情、そしてスピリチュアルな面でつながれること。

 

2. あなたの音楽スタイルはとても先鋭的だと思います。あなたの音楽は10年代のニューエイジやポストインターネットの世界観を合成音声や感情的なアンビエントで表現しています。いま現在、SoundcloudやBandcampなどで活動しているアーティストはリスナーたちに対して(それを通して自分の)マインドを吹き込むとともに、現実とインターネットの柵を越えて複雑な精神世界に触れています。あなたの作品はどこをベースに作られていますか?無限に広がる現実世界、もしくはオンライン上でのアンダーグラウンドがあるんでしょうか?

LXVは人間の存在意義問おうとしてるところが大きいんだ。自分の疑心や恐れ、幸福、そしてスピリチュアルな経験に踏ん切りをつけるために、暗号化されたシンボリズムを使って自身の神話のようなものを入れようとしているんだ。それと同様に、世の中のすべてがつながっているということ、そしてその感覚を失ったときに存在する空間、つまりは精神的な分離、そしてニヒリズムもあらわしているんだ。

インターネットとの類似性も感じるだろうだろうけど、人工的な意識、そしてバーチャルな空間における人の感情の不明瞭さ、こういったLXVの面は五感を使った人間の意識と観察、そしてそこを超越した現象を理解するなかで生まれる存在意義への問いを象徴しているんだ。

精神的な感情をすべて言語化し、そのなかから教理を生み出すことへの問題提起を合成人声を使用することによって表しているんだ。それはあらゆる現象の音楽であるということの表現であると同時にいまいる現実という謎を表しているものでもあるんだ。僕達がいま経験している世界はつくりあげられたものであり、偽りであるかもしれないということを気づかせてくれるんだ。

ドローンなどを使用するのにも同じことが言える。永遠に終わることのない宇宙のどよめき。その中で我々の時間の概念や限り有る現実は意味を持たないかもしれない。

記憶や場所、シンボルを呼び起こすような音によって聴いている人を牽引することが大事だと考えるんだ。彼らの個人的な経験に押し付けることなく。

 

3. あなたは本名名義を始め、時にはCurrent Amnesiaのメンバーとして、そしてKara-Lis Coverdaleとのコラボレーション、そしてLXV名義など様々な形態を用い、Soft AbuseやMonorail Trespassing、Sacred Phrases、Umor Rexといったカセットレーベルなどから作品を発表して来ました。その活動はカセットカルチャーに根ざしているように思います。カセットテープで作品を発表すること、またそれらのカルチャーに関わるライフスタイルの目的を教えてください。

 

どこか奇妙で冒険的、そしてアバンギャルドな音楽をつくる人間にとってカセットは常に非常に重要な媒体であったと思うんだ。

2000年代初頭、アメリカで、正確にはアメリカの東海岸で、ノイズミュージックが流行ってて、誰もお金のことは考えず、みんな若かかったからかな、全国を旅しながら地下室や倉庫などの空いてる場所で演奏したりテープを販売してたりしてたんだ。

さまざまな実験的なミュージックや刺激的な音に出会える素晴らしい機会だったんだ。でも個人的にはある特定の媒体に特にこだわりを持ってはいない。もしそういうのがあるとしたら圧倒的な鑑賞経験と音質から確実にレコードだね。

 

4. 子供の頃、どんな音楽が好きでしたか?

 

中学校かな、今の音楽に続く道の始まりは。ピンク・フロイドやジミー・ヘンドリックスなどのサイケデリックなクラシック・ロックにハマってたんだ。

でも抽象的かつ奇妙な音楽を作ってきた歴史上の人々について学ぶにつれ、いわゆる一般的な曲やバンド、演奏からは離れて、音のみの音楽へと好みが移っていったんだ。

 

5. 初めて感動したアーティストは誰ですか?

 

はじめて音楽との深いつながりを感じた経験のひとつとしてブライアンイーノの”Music for Airpotrs”を聴いたときがあげられる。

 

 

僕は16歳で、地元の図書館で借りたんだ。これが自分が探してきた音楽だ、とすぐに思ったね。僕が音楽から得たい感情がそこにあったんだ。ほぼ毎晩寝る前に聴いたよ。

今でも音楽に関してそのように思うことがあるんだけどね。新しい音楽を聴いて興奮しない、というところまで疲弊することはほとんどないんだ。

まだまだ音で誰かを感動させることはできるんだ。自分の好きな作品、たとえばモートン・フェルドマンの曲、を聴くと、いまだに体を越えて音を感じるほど感動することがあるよ。

 

 

6. 10代の頃、特に高校時代、どんなアルバムを1番リピートしましたか?いくつか作品を挙げてみてください。

 

「Music for Airports」&「On Land」Brian Eno
Richard D. JamesAphex twin
「Amnesiac and Kid A」Radiohead

 

7. 近年ではどんなアルバムを最もリピートしましたか?いくつか作品を挙げてみてください。

 

Morton Feldman - Piano, Violin, Viola, Cello and Violin and String Quartet
Toshimaru Nakamura- Egrets
Edgar Varese- Deserts
Actress- Ghettoville
Roberto Cacciapaglia- Sei Note In Logica
Michel Chion- On Narrete Pas Le Regret
Schoenberg- Verklärte Nacht
James Twig Harper- American Esoteric Volume 1
Klaus Schulze- Irrlicht
Sachiko M- Sine Wave Solo
Moniek Darge- Sounds of Sacred places
Current 93- I Have A Special Plan for This World, Honeysuckle Aeons
Sawako- Hum
DJ Sprinkles- Midtown 120 Blues
Robert Ashley- Automatic Writing
David Sylvian- Manafon, Blemish
Iasos- Inter-dimensional Music
Steven Halpern and Georgia Kelly- Ancient Echoes
Brian Eno- Music for Civic Recovery Center, Kite Stories, Composite Forest Proposal, Shutov Assembly
Fennesz- Endless Summer
Albert Ayler- Live in Lorrach Paris 1966

 

 

8. あなたの記憶の中で最も昔に聴いた曲はなんですか?あなたの思い出を教えてください。

 

たぶん、マイケル・ジャクソンの"Thriller"かな。母はマイケルの大ファンだったんだ。

 

9. 好きなレコードショップはどこですか?(ネットショップやディストリビューターも含む)

 

地元にいくつかいいところがあるよ。具体的に言うのであれば、まあdiscogsにいくかな。いまだにツアーで出会う人や友達と交換してるよ。

 

10. どんなメディアを頻繁にチェックしますか?

 

Soundcloudは無名の人々が集まって奇妙な音楽をつくるには最高のプラットフォームだよ。2000年代のブログは最高だったね。ブログからは良い音楽をたくさん教えてもらったよ。残念ながら、もうほぼ存在してないけどね。

良い音楽を知るにはバーチャルでも現実でもソーシャルグループに属して、今まで自分が出会ってきた音楽や経験をシェアするのが良いと思うんだ。

 

11. 好きなレーベルはどこですか?

 

難しいけど、レーベルのみから情報を得るというのはよくないことだと思う。どこに属しているかで判断せず、オープンでいることが重要だと思うよ。

それを言った上で、Raster NotonやKyeはいいね。Vitrine、Alga Margenも。あとMorc Tapesも昔好きだったけど、今あるかはわからない。あとANOMIA :)

 

 


12. 散歩するとき、どんなアルバムを聴きますか?

 

普段聴いてるものと同じだよ、ビート系の音楽。アメリカの北東部の虚しい街並みをActressのGhettovilleのような曲を聴きながら歩くのは結構いいよね。

僕の音楽も同じような感情を引き出すことができたらと思うんだ。虚しい街に声を与えるような。

 

13. 人生の最後にどんな曲を聴きたいと望みますか?

 

んー、何にも聴きたくないんじゃないかな。まわりにクリスタルボウルを20個ぐらい置くかも。

それかLa Monte YoungのDreamhouse式の発振器を死に床の周りに設置するとか。

あとワグナーの「The Procession of The Knights of The Holy Grail」か、前奏曲には「トリスタンとイゾルデ」かな。

 


それかEliane Radigue(エイリアーヌ・ラディーグ)の何か。

 

 

14. 今まで聴いた中で最も素晴らしい作品はなんですか?

 

僕の見た素晴らしいライブパフォーマンスを紹介するよ。

 

Tristan and Isolde,

and Gotterdammerung live at the Metropolitan Opera House.

Mark Fell at Issue Project Room.

Moniek Darge and company at IPR.

Astro live in Philly.

John Wiese in NY.

Merzbow in NY.

Sawako in Brooklyn.

Nautical Almanac countless live sets.

Fennesz at Carnegie Hall.

Yasunao Tone at IPR.

 

 

私は才能溢れた友人達からいつもたくさんのインスピレーションを受けて驚かされてるよ。

たぶんいくつか忘れてる。

 

15. 音楽との関係を通してあなたが学んだ最も大切なことを教えてください。

 

僕にとって音楽はこの世界の自己神話のようなものに組み込まれているんだ。僕にとって音楽を聴くということはあらゆるものに深く根付いているから、音楽から何を学んだかということを答えるのは難しいんだ。僕は(音楽に関して)常に聴き、そこから更なる何かを求めている。そしてそれを作る過程というのは自分自身のこの世界に対する考えや感情、意識を表現したり、さまざまな事象を理解するのに十分なツールであるんだ。

 

16. あなたにとって「インディ・ミュージック」とは?

 

インディペンデントミュージックというのはジャンルにとらわれたり、ある特定のタイプの音楽を作ったり、特定の場面や時に固執したりすることなく、純粋に表現された音楽なんだ。そしてもちろん金銭的な利益を生み出す目的で作られない。僕が思うに、一度作った音楽にこういった要素が入ると、その時点で妥協したことになり失敗してしまうんだ。

 

NYP Favorite Music【Part 5】

NYP Favorite Music【Part 4】 - 関西インディミュージック研究会

「NYP Favorite Music」の企画の意図について - 関西インディミュージック研究会

しばらく間が空いてしまいましたが、NYP Favorite Music企画もいよいよラストです。今回も様々な方々にフェイバリットについてお伺いしました。

バンドキャンプというDIYなインフラ上で催される飽くなき音楽への探究がもっと日常的な出来事として、私たち日本の音楽リスナーにも寄り添えばと思います。

 

canooooopyさん canooooopy(@cano5py)さん | Twitter

cream child "grimsight"

散々迷いに迷った末「bandcampを本格的に漁りはじめた最初期に出会った」という私的な理由で2010年の本作を。ヒラヒラとした光の粒子もしくは機械仕掛けのスカイフィッシュが飛び交う感に溢れたショートSFビート集。若干mp3劣化させて聴くもよし。次点にPIOTR KUREK、Rainier Lericolais、PANDELINDIOなども…

WEB : canooooopy | canooooopy canooooopy | Free Listening on SoundCloud

 

小西悠介さん Konnie:523‼︎ (@konnie523) | Twitter (5/15 追加)

Diane Kensington "...And Her Ministry of Digital Devotees"

Diane Kensington Devotional Band(誰)の作品をJerry Paperが愛を込めて監修し、デジタルリイシューしたマスターピース。最初の1音目から彼独特のふわふわした世界に誘われ、聴くたびにいつの間にか雲に運ばれ南国や星空の下に連れられてしまうような、何とも不思議な浮遊感が味わえる至高のくつろぎアンビエント

 

少年少女の敏速な矯正のための蒸気機械さん (@milkman1911) | Twitter

I.S.O "I.S.O"

Ichiraku Yoshimitsu, Otomo Yoshihide, Sachiko M.による傑作アンビエント/エクスペリメンタル。絶対的の無機音が鼓膜を突き破り、脳の侵されていく感覚は、もう洗脳と言って過言でない。 1999年、<Alchol>からのリリース。 

 

れこ面なリオさん れこ面なリオ (@thea_progh5) | Twitter

PoiL "Dins o Cuol"

フランスのリヨンでにわかに盛り上がりを見せるアヴァンロック界隈の代表格の2nd。レコメン系的な屈折的なリズムとハードコア~マスロック的なノイジーなパワー、そしてお下品なお馬鹿さが味わえる。ハードな面がパワーアップした傑作な次作も良いがこの時点でもバンドの個性は十二分に発揮されている

 

inamineさん si (@ka4ll) | Twitter

DRIPPING WET "...In Mokkori High"

テキサスのインディーポップバンドの1stEP。たとえばC86周辺のギターポップ、初期Primal ScreamやMcCarthyなどが好きな人なら、一曲目の"She's Not Mine"を聴けば必ず何かしらの感慨をその胸に抱くはず。アルバムタイトルはひどいけど、聴くほどに心に根を張る素敵な作品。
Tumblr :  esukare.tumblr.com

 

Yousei Suzuki(鈴木庸聖)さん Senri_Records (@SenriRecords) | Twitter

Danny Clay "Shameless Summer"

デジタル、アコースティック、両方のアプローチをする彼。本当に素晴らしいなと思うのは、イノセンス。純粋に没頭して作ったのが窺い知れます。近年の8bitサウンドの音源も素晴らしい

senrirecords@gmail.com     WEB : http://senrirecords.zatunen.com/index.htm

BC : Music | Senri Records   SC : Senri Records | Free Listening on SoundCloud

Facebookhttps://www.facebook.com/Senri-Records-657160077752319/

 

mskHさん mskH (@mskhjp) | Twitter

Subaeris "New Tokyo Blue Mood 2"

インターネット上の情報量は無限だ。Soundcloudに1日の間にアップされた曲をすべてその日のうちに聞こうと思ってもたぶんできない。インターネットが宇宙とか神秘主義と混合視されるのは「無限」という概念を共有しているからだ。Subaerisの音楽は無限サイバーネスを感じます。

Tumblrhttp://ghosterase.tumblr.com/

 

Eco Futurism Corp.さん Eco Futurism Corp. (@EcoFutrCorp) | Twitter

Exit Sense "Schizophrenic Providence"

(本人のご意向により日本語訳させていただいております。)

全てのポスト・インターネットミュージックがSentinelのものだと云われるなら、どのようにしてExit Senseの音楽を形容出来ると思う?この作品の一節でExit SenseはSentinelの"Sliiingbraid"をサンプルとして用いている。彼はそれを新たな次元へとアップデートした。彼がGITHや人狼を掛け合わせるような新たな配置を古いSci-Fiアニメーションに提示したことは注目に値する事実だ。また、別のトラックではQTの"Hey QT"(PC Music)をサンプルとして使用し期待を裏切るような構成を内在させている。サウンドクラウドなどに代表されるネット上に拠点を置いていた多くのアーティストは長い間デスクトップの奥行きの中で埋もれ続けているわけじゃない。彼らはいまアンダーグラウンドを抜け出して、クラブに招待されてプレイをしたり、有名なラジオチャンネルでもDJプレイを重ね、遂にはピッチフォークのようなグローバル・メディアにもその名を現し始めているんだ。だけど、もしそうした全てのプロデューサーたちが現実の世界にその姿を現してしまったら、一体誰がインターネットアンダーグラウンドを担うというのだろう。Exit Senseは次世代を担うミュージシャンの一角で、彼もまた、Amnesia Scannerを始め、E+EやLotic、Arca、Chino Amobi、Rabit、M.E.S.H.といったポストインターネットの音楽にインスパイアされていた。インターネットアンダーグラウンドには既に彼らのような音楽を作ることを渇望する多くの人々が溢れ返っている。時間の加速と共にその数は増殖していくばかりだろう。それがメタミュージックなんだよ。

V.K. Centronix Randomizer

 

ポ・ゲさん  ポ・ゲ (@FutureLullaby) | Twitter

The Creeping Nobodies "Silver & Golden Apples Covers 3"

トロントのThe Creeping Nobodiesによる、Silver Apples、Country Teasersのカバー。プロデュースはトロント・インディー界の重鎮サンドロ・ペリで、2曲目で原始サイケなエレピを鳴らしています。"シルヴァー&ゴールデンアップル"と言いながら全く輝いていない黒ずんだ雰囲気、女性ボーカルのテンションの変わらない、何でもない感じが最高です。

 

Madeggさん : KZMCH KMTS (@MADEGG_) | Twitter

Various "LIVE AT SUMMER SCUM 2012"

NYで毎年行われているHarsh Noise専門の音楽祭では超多数のアーティストが馬鹿げた見た目のスーツケースにエフェクターつめこんで、おっす!って感じで集まって 好き勝手に糞尿ではなくノイズをぶちかまして色々食ってぶち上がるのか。この辺はブルックリンのインディーシーン、エクスペリメンタル、ハードコアと 何かしらの接近があるのかもしくはパフォーマンスアートの周辺か。SUMMER SCUM!

WEB : http://kazumichi-komatsu-top.tumblr.com/

 

FUKACCHIさん Tetsuya Fukada (@FUKACCHI_) | Twitter

OUTMODED "HER" (Cloud Bank)

ポーランドのアーティストOutmodedの2014年作品。カセットテープのダビングを繰り返したような少し粗めの音の中から広がる過去と未来が混ざり合った旋律がどこかJCCGとTorn Hawkを足して3で割ったような感じ。個人的にはDimensions、A Lovely Way、Mustangがツボ。

 

DJガガスバンダス さん DJガガスバンダス (@bpm174) | Twitter

Fat Frumos “BORN! LIVE! FUCK! DIE! ”
スタブが鳴ればアホ丸出しなのに、ピアノが鳴れば突如アンセム化する……そんな便利なジャンル、レイヴコア。その中でもアホ方面にだけやたら強化した彼のアルバムは、聴くクソコラ(クソではない)とでも呼ぶべきサンプリングの洪水だ。何もかもが憂鬱な夜に、大音量で聴いて鼓膜の贅沢を楽しもう。

 

大学生棺桶さん ✞大学生棺桶✟ (@kankanhappy2014) | Twitter

Monist "New World Music: An Archaeology"

1930年代のカートゥーンアニメ感覚燃え上がるサウンドコラージュにクラウトなエッセンス滴り、狂騒感に揺れるチェンバーポップ・ボヤージュ。幼少期、遊園地や水族館に手を連れてられていった多感な時代に覚えた世界との一体感を見るかのよう。例えるならヴァンダイクパークスにステレオラブにハイラマズ。そう、ヒロイックと初々しさに満ち溢れ、大袈裟かつ古き良き時代のオーケストラが皆の幼き日の心模様を横文字ひとつない壮大なパレードのように祝福しようとしていた。遠い日の夢のような多幸感にふと今を重ねて葛藤し、ジュブナイルのフィーリングを抱きしめつつも大人になり、音楽から解放された今も音楽と共に歩み続けたいと思うんじゃないかって感じてる。

 

たけさん らくはく (@mizu705) | Twitter

John Daly "My Disquiet-junto"

仄聞すると控えめオシャレなゆらゆら帝国「ソフトに死んでいる」。すこし経つとすべての音がズレはじめ、得体の知れない高揚感がチラと見えたところでスっと消える。それだけと言えばそれだけなんですけど、少しの細工と飽くまで安穏な音のスキマにヤラれちゃいました。このアルバムには他にも音響彫刻ライクなトラックの上にズタズタの呪詛が乗った曲があったり、古い映画音楽を分解し再構成したような曲があったり、死後アンビエントみたいな曲もあったりとすごく面白いのでぜひ聴いてみてください。

前向きに by タケダコウヘイ

NYP Favorite Music【Part 4】

NYP Favorite Music【Part 3】 - 関西インディミュージック研究会

「NYP Favorite Music」の企画の意図について - 関西インディミュージック研究会

引き続き、NYP Favotite Musicについてお伺いしました。

今回も様々な方々にお気に入りの音楽への思いをお伺いしました。”NYP”という切り口からバンドキャンプという世界にぜひ触れてみてください!

 

■DJ くしゃみさん くしゃみ(speakraw) (@kusyami_001) | Twitter

D&G "D&G"

インターネット系や尖端音楽なんていう言葉をせせら笑いながら(己の存在すら「いつ消えるんだろうね?」なんて言いながら)Gorgeはフワフワと生き延び続けている。このトラックはGorgeのScrew版である「slab」の最新リリース。タムを鳴らした瞬間より鳴った後の残響音を引き延ばした先にGorgeのNext Stepが見える。Gorgeの最新進化を聴いてみたい方は有料になりますがkoga kazuki -
The Salathé Wall https://apothecarycompositions.bandcamp.com/album/the-salath-wall … を聴いてみてください。

 

■Rikaさん Rika (@rikaueda0223) | Twitter

Pyramid Club "Stay Behind b/w Heart Throb"

UNKNOWN PRECEPTからのリリースなどで知られるNICK KLEINのsound cloudで知った"pyramid club" 詳細は調べてもあんまりよく分からなかったのですが、wax Idolsと一緒にLiveもやっていたみたいです...acid,EBM感満載。

 

■I'm me, ok? さん  I'm me, ok? (@wa_ste222) | Twitter

U.S. Hard/ Contemporary "Unknown Pleasure Kontroller"  IIの4曲を渡って、ノイズとテクノの間にある微妙な一線を何度も彼は行き来し、彼の独自の音の世界を展開していく。ドラマシンセの音に生でプライマルなノイズも感じ、分厚いノイズの音にリズムが感じられる、そういった面白い音楽。デトロイトっぽい約9分間の3曲目のWhat I Do Is Secretはこの中からでも著しくこの傾向を示していて、僕の個人的な気に入り。

SOUNDCLOUDWA?STE | Free Listening on SoundCloud

WEB : http://valley-spirit.com/ 

 

■galaxy train さん galaxy train (@meppan) | Twitter

Mitchell Adam Johnson "Half Moon Lane" ミネアポリスのシンガーソングライター2014年作。カセットテープはBurger Recordsからリリースされました。Teenage Fanclubの優しさからSufjan Stevensのクラシカルな雰囲気もあるソフトでノスタルジックなポップ。

BANDCAMP:http://galaxytrain.bandcamp.com

 

■INDIE MUSIC IMPRESS rykoさん 

ryko (@ryko8rder)  & INDIE MUSIC IMPRESS (@indiemusicimp) 

Small Town Lungs "Scavenger"

カナダ・オンタリオ州の都市ウィットビーの5人組バンドによる2ndシングル。フォークロックを感じさせる豊潤な歌心と、マスロックを感じさせる凝った意匠とが交流する、不思議な肌触りが心地良い。後半に訪れるトロピカルなパートも絶妙。1stシングルもNYPで入手可能なので共々オススメです。

BLOG : INDIE MUSIC IMPRESS

 

■Metome さん Metome (@_Met0me_) | Twitter

vitceles "Life​/​Less"  水中に沈んでいる様な気分にさせられる恍惚なアンビエントテクノです。良いです。
Cloud Bankからリリースされたカセット作品なんですがデータはNYPで購入できます。最近は値段をつけてる作品が多い様な?ここみたいな販売の仕方は良いなって思います。最新リリースのBlood RoomのRemix集には日本からYoshitaka Hikawaさんが参加されてます。クールなサイバーコラージュです。こちらもデータはNYPで購入できます。

SOUNDCLOUDMetome | Free Listening on SoundCloud

 

■anokthusさん anokthus (@anokthus) | Twitter

ECSTASPHERE & APHEXIA "Klangporträts I​+​II" (2015) 

洒脱なアンビエンスに怜悧なインダストリアルビートが交差するダウンテンポIDM
差し込まれる女声も音像と完璧に合致していてお美事。最近の注目株のひとつ。

WEB : FALLONDEAFEARS http://fallondeafears.net/

 

■K.H.さん

Lunch Money "Total Refreshment EP 02"

ロンドンのエクスペリメンタルジャズ。往時のポストパンクグループを彷彿とさせる緊張感みなぎるリズム隊と、ニューエイジ的なシンセとホーンのテクスチャーが絶妙に両立。Sun Raとは別の宇宙へ向かう彼らの今後が楽しみ。ライブがこれまた熱い。

音楽好きへの質問16【No.2】K.H さん - 関西インディミュージック研究会

 

■附焼刃 さん  附焼刃 (@dai_mock_yock) | Twitter

The Early "Liberty Sessions"  

シカゴ音響派の香りがする、ポートランド出身バンドの即興セッションをまとめて2010年にリリースされたアルバム。いつも4曲目の3:30辺りからの展開にノックアウトされます。こんなバンドやりたい!

 

箕浦建太郎さん 箕浦建太郎 (@minourakentaro) | Twitter

Constellation Botsu "湯熨すんぞNESCAFÉオメッと"

bro

WEB : http://minourakentaro.com/ | https://minourakentaro.bandcamp.com/